中国長江三峡クルーズってどんなツアー?5つ星のクルーズツアー

中国で人気のクルーズツアーと言ったら

長江三峡クルーズ」です。

全長6300kmの長江はアジアでは最長の長さを誇り、世界でも第3位の川です。

そんな巨大な川だからこそ、クルーズツアーができるんですけどね(笑)

日本じゃ小舟が精いっぱいの川幅です。

ちなみに世界最長の川はアマゾン川です。

 

 

目次

長江三峡クルーズとは

 

長江三峡クルーズその名の通り、長江の三峡をめぐるクルーズです。

長江は、四川の盆地東縁を出てから、高くそびえている山の中に入っていきます。

四川省周辺はこのように、想像を絶する大渓谷が広がっています。

長江三峡は、瞿塘峡、巫峡と西陵峡からなっており、この3つを総称して三峡といいます。

クルーズの始まりは、西は重慶市奉節県の白帝城を起点として、

東は湖北省の宜昌市まで、中国最大の峡谷を巡る様々な船旅を192キロにわたって楽しむことができます。

 

クルーズの日程

 

クルーズは6つの日程があります。

1.重慶市→宜昌市(3泊4日)

2.宜昌市→重慶市(4泊5日)

※ほとんどのクルーズツアーは重慶市と宜昌市の間を運行しており、

上記の日程が一般的です。

クルーズ船はアメリカビクトリアクルーズ、プレジデントクルーズと

ドラゴンクルーズになります。

3.重慶市→荊州市 (4泊5日)

4.荊州市→重慶市(5泊6日)

※現在は皇家プリンセスシリーズ だけが重慶~荊州間を運航しています。

5.重慶市→上海(6泊7日)

6.上海→重慶市(8泊9日)

※アメリカビクトリアプリンセスが重慶と上海間のクルーズを運航しています。

僕が参加したツアーは、2番の宜昌市→重慶市4泊5日の旅です。

アメリカンヴィクトリア号に乗船しました。

 

クルーズ船はどんな感じなの?

 

長江三峡クルーズに使用される船は基本的にそんな違いはありません。

僕はアメリカヴィクトリア号に乗ったのでご紹介していきます。

 

まるでマンションみたいです。

一番上にはデッキがあり、夜は星空を眺めたり、外の風にあたってリラックスも

いいですね。

こちらがデッキからの景色です。

朝日、夕日、月すべてきれいに見ることができます。

本当に自然の中を進んでいくので、遮るものが何もなく、都会とは一味違った

景色を楽しむことができます。

ただ、夜はとても暗いで少し怖いです。

 

 

船内の様子

 

客室の廊下は、あまり広くなく、人2人が通れる程度の広さです。

床は絨毯張りされており、さすが5つ星といったところです。

ここはロビーです。

基本的に乗客は、アメリカ人か中国人になります。

日本人は僕たちだけでした。

アメリカヴィクトリア号はその名の通りアメリカ資本です。

船長はアメリカ人でした。

豪華な作りです。

船内には、売店や、服等のお店もあります。

 

部屋の様子

 

僕は友人と2人で参加しました。

基本的に部屋は2人部屋となります。

バスルームは、ユニットバス。浴槽があり、アメニティーも充実しています。

外にはバルコニーもあり、外の景色を好きなだけ見ることができます。

室内は禁煙。バルコニーでの喫煙は可能。

毎日ルームメイクがあり、水を人数分支給してくれます。もちろん冷蔵庫も備えついています。

エアコンの音も静かで、夜聞こえるのは水の音だけ。

テレビは、中国語、英語のみとなります。

 

観光スポットは?

 

長江三峡クルーズのメイン観光スポットは

・白帝城

・三峡ダム

・三峡の風景です。

・世界八大奇形建築石宝寨

白帝城の内容は以下のブログをご参照ください。

「三国志の聖地」白帝城

三峡ダム、三峡の景色

世界最大級のダム「三峡ダム」

世界八大奇形建築石宝寨

世界八大奇形建築石宝寨

 

この他、張飛廟、三峡人家等オプションをつけることによって

自分で好きなものを観光することができます。

 

食事はどうなの?

 

基本的に朝、昼、夜すべてバイキングです。

部屋番で座る席が決まっています。

中国なので中華料理が多いです。しかし、安全性、味の良さは保証されています。

種類も30種類ほど毎回あり、すべておいしかったです。

また、ボーイもいてリッチな気分を味わうことができます。

最後の晩餐の日はこのような食事になります。

最後のディナーはバイキングではありません。

船長のスピーチを聞き、みんなで乾杯をして料理を食べます。

ちょっと緊張しました。

 

船内のイベント

 

船内のイベントは毎日あるわけではありません。

こちらはウェルカムパーティーの様子です。

船長からクルーまで全員出てきて、僕たちをお出迎えしてくれます。

ここでは、おいしいシャンパンで盛大に盛り上がりましょう。

また、先ほどもお話しした、最後の夕食は送別会という名目だそうです。

ちなみに出席は義務付けれていませんが、せっかくなら参加したほうが

楽しいと思います。

ずっと部屋にいたんじゃもったいないです。

 

注意事項

 

注意事項もいくつかあります。

1.基本的に会話は英語か中国語のみ。

日本語表記は何一つありません。(アメリカヴィクトリア号)

船内の案内も中国語、英語のみです。

しかし、日程等書かれた用紙が配られるので、頑張って翻訳すれば

大丈夫だと思います。

下船して、観光に行く際は、中国人組と英語圏人に分かれて行動します。

もちろんガイドは英語または中国語のみ。

僕たち日本人は英語圏組に組み込まれました。

英語が全く分からないという方には少し過酷な環境かもしれません。

2.日本人はほぼいない

あまり気にならない方なら問題ないのですが、このクルーズに参加する日本人は

多くはないということを覚えておいてください。

集団行動したがる日本人には少し寂しい気持ちになるかもしれません。

しかし、参加者は高齢な方が多いので、皆さん気さくですぐ仲良くなれます。

3.チップ

アメリカヴィクトリア号はアメリカ資本の船です。

ですのでもちろんチップ文化は存在します。

もちろん強制ではありませんが、結構西洋の方は渡しているのを目撃しました。

自然でかっこよかった。

なので僕の部屋を担当してくれたルームメイクの方と、テーブルについてくれた

ボーイの方にチップを渡しました。

値段は覚えていませんが気持ちなのでそこまで気にする必要はありません。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

5つ星のクルーズ船はそうそう体験できることではありません。

ここまで至れり尽くせりの旅はそうはないんじゃないんでしょうか。

当時、若干22歳ながらこんな体験をしてしまって。。。

それほどサービスが良いクルーズです。

人生に1度はこのようなクルーズを体験してみてもいいのではないでしょうか。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

23歳新卒で出版社で働いておりましたが、1年弱で会社を辞め今はブログ一本で生活しています。 最新のニュースをこのブログでは書いて行きますので、よろしくお願いいたします。