スズメバチが庭によく来るようになりました!どう対処すれば良いでしょう?

庭木の多い家や、公園や里山など樹木の多い場所に近い家の周辺では、夏になるとスズメバチを良く見かけるようになります。

スズメバチはその体の大きさ、毒の強さ、攻撃性のゆえに人々から恐れられている昆虫です。

しかし、一番危険なのは秋なのです。

秋は一年の中で最も凶暴性が高く攻撃する度合いも高く非常に危険です。

そこで今回は、自宅周辺でスズメバチが見られたとき、どう対処すればよいか紹介します。

 

スズメバチにもいろいろあるそうですが?

スズメバチ(スズメバチ科スズメバチ亜科)と言ってもさまざまな種類がいます。

それらは大きく4つのグループに分けられます。

スズメバチ属、ヤミスズメバチ属、クロスズメバチ属、ホオナガスズメバチ属です。

 

このうち日本にはヤミスズメバチ属を除く3グループが生息しています。

 

スズメバチに刺されたとニュースになるのは、たいがいこの中のスズメバチ属です。

 

スズメバチ属(以後、簡単にスズメバチと記します)は、種類や個体によって変異が見られますが、体長2~4cmで黒と黄赤の縞模様を持つ大型のハチです。

 

スズメバチのなにが危険なの?

スズメバチのメス(女王とハタラキバチ)は産卵管の変化した毒針をもっています。

毒液にはタンパク質性の毒や、神経毒、ヒスタミンなどさまざまな生理活性物質が含まれていて、刺した相手に痛みや生理的障害を与えます。

人でも、刺されて注入された毒量や被害者の体質などによっては、痛みや腫れだけでなく、アナフィラキシーショックによる死さえ招くことがあります。

 

 

スズメバチの出現時期とその対処法

 

スズメバチはいつごろ多いのですか?

 

スズメバチは、女王バチとハタラキバチが協同して子育てをする社会性昆虫です。

種類や地域によって違いはあるものの、スズメバチの一年はおおよそ次のようなものです。

越冬したメスバチが、5月頃、単独で巣作りと子育てを開始します。6月頃、最初の子が成虫として羽化して来ます。

それらはメスで、以後、母バチは女王バチとして主に産卵、娘バチはハタラキバチとして巣作りや育児、餌集めなどの仕事を担当する分業生活に入ります。

 

その後、9~10月頃までハタラキバチの数は増えていき、巣も大きくなります。

 

活動するハタラキバチの個体数は夏から秋にかけて最も多く、刺傷事故もこの時期に多くなります。

 

巣は、卵や幼虫のいる巣本体が外皮で包まれた球状に近い形をしています。

巣の大きさは、初めのころは野球ボールやソフトボール大ですが、大きくなるとバレーボール大、巨大なものでは直径が50 cmを超えるものも出てきます。

 

巣が大きいとハタラキバチの数も多く、一巣当たり数百に達するのは普通で、多いと千を越えます。

 

9月下旬~10月になると、雄バチや新女王(翌年の女王バチ)が出現し始めます。

その後は、巣の中の個体数は増えても、ハタラキバチの数は徐々に減少していきます。

 

晩秋になると、ハタラキバチやオス達は寿命が尽きて死んでいき、交尾後の新女王だけが越冬態勢に入り、翌年の春を待ちます。

 

そして、春になると、新女王として巣作りを開始し、また新たな生活が始まります。

 

なお、巣は冬までには放棄され、翌年、再使用されることはありません。

 

 

飛びながら食物を探しているスズメバチへの対処はどうすればいい?

 

巣外で活動するスズメバチのハタラキバチを良く見るのは、6月から晩秋にかけてで、とくに多いのは夏から秋になります。

 

この時期に見かける個体の多くは、食物採集中のハタラキバチです。

樹液や木についている虫などを採っています。

 

それらの個体は、ごく近くに巣がなければ(スズメバチは何百メートルも離れた遠方からもやってきます)、そして捕まえたりしなければ、人に対して攻撃行動に出ることはありません。

 

したがって、人の方から手を出さなければとくに危険ということはないので、そのような個体への対応は、静かに見るだけにして手は出さない、というのが賢明なやり方です。

 

 

自宅家屋や庭木、近所に巣があった場合の対処はどうする?

 

同じ日本でも地域によって異なりますが、東京近辺の場合、住居地域で巣が見られるのは、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、オオスズメバチといった種類です。

スズメバチとしての危険度は概ね、コガタ<キイロ<オオです。

 

一般民家の敷地内では前2 種、公園や緑地などではそれに加えてオオスズメバチが巣を作っているかもしれません。

 

それらの場所では、コガタスズメバチは木の枝や軒下、キイロスズメバチは軒下、屋根裏などの家屋内部、オオスズメバチは地中に巣を構えることが多いです。

 

スズメバチが攻撃的になるのは、巣や巣の周辺に異変が起きたときです。巣の不規則な振動に対しても敏感に反応します。これらは、スズメバチにとっては、外敵に対する巣防衛のための攻撃行動です。巣が大きいほど攻撃性も増します。

 

巣が大きくてハタラキバチの個体数も多い夏から秋にかけては、攻撃性がとても増しています。

この時期のキイロスズメバチやオオスズメバチでは、人が巣の近くにいるだけで、警戒・攻撃の対象となることがあります。

 

身の安全のために、そのような場所には決して近づかないようにしましょう。

 

もし、人家付近や公園など人の集まりやすい場所でスズメバチの巣を発見したら、発見後の早い時期に除去するのが賢明です。

 

早い時期、つまり巣が小さいうちに除去するほど、除去作業も簡単且つ完璧に行えます。

 

巣の除去は、経験者以外は、素人判断せずにプロに任せるのが賢明です。

 

民有地内であれば害虫駆除会社に相談・依頼するのがよいでしょう。

また公園など公有地の場合は、管轄の役所に連絡してみましょう。

 

 

もしスズメバチに刺されたらどうする?

 

注意していたけれど、スズメバチに刺されてしまった、ということは起こりうるものです。

 

ハチの一刺しでもかなり痛みますし、腫れても来ます。軽度であればとりあえず抗ヒスタミン軟膏などを塗っておくだけでもいいですが、念のため、医院で診察してもらうのが良いでしょう。

 

とくにアレルギー体質の人や、過去にハチ類(スズメバチに限りません)に刺された経験のある人は、当初刺症が軽くても、要注意です。

 

当然のことながら、アフィラキシーショック症状を示すような場合は、病院に緊急搬送してもらう必要があります。

 

なお、今までの経験や病歴などからアフィラキシーショックを起こす可能性が考えられる人は、ハチアレルギー検査を受けておき、状況によっては、医師と相談して事前に医薬品(エピペンなど)を準備しておくのも悪くはないでしょう。

キャンプとかにポイズンリムーバー準備しておくといいですね。

実際のポイズンリムーバーの使用している動画です。

まとめ

 

自宅や自宅近辺でも日常的にスズメバチを見る機会があります。

 

スズメバチは強力な毒針を備えており、刺されると、最悪の場合、死に至ることもあります。

 

スズメバチの活動数は夏から秋にかけて多くなります。

 

しかし、食物採集をしている個体は非攻撃的で、こちらから手を出さなければ攻撃してくることはありません。

 

一方、大きくなった巣にはたくさんのハタラキバチがいて、彼らは、巣の防衛のため非常に攻撃的となり、人にとって危険な動物となります。刺傷事故もこの時期に多くなります。

 

そのような巣には近づかないことです。

 

人家周辺でスズメバチの巣を発見したら、早期に除去することが安全の元です。

 

万が一スズメバチに刺されたら、安全を期して、医院などで診察してもらうのが良いでしょう。

 

 

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23歳新卒で出版社で働いておりましたが、1年弱で会社を辞め今はブログ一本で生活しています。 最新のニュースをこのブログでは書いて行きますので、よろしくお願いいたします。