一人暮らしをするとき、できるだけ費用を節約したいという場合もあります。家賃は節約しようにもいい物件が見つかるかどうか次第ですが、光熱費などは頑張れば節約できるものです。
というわけで今回は、一人暮らしでの光熱費の平均についてと、節約する方法をご紹介します。
目次
一人暮らし光熱費の平均値
光熱費というのは電気・ガス、灯油などの光や熱を利用するのにかかる費用のことをいうのですが、水道料金が含まれていません。水道も含めて水道光熱費という言い方をするのですが、水道も含めた方が分かりやすいと思いますので、今回は水道料金も含めて光熱費と呼ぶことにします。
光熱費は一般的に、冬の方が高く、夏の方が安くなります。
これは、電気・ガス、灯油代などが冬の方が高くなるからです。水道料金は一年を通してほとんど差がありません。
ガス代などは、一番安い月と一番高い月では2倍近い開きがあったりします。
さて、肝心の平均額なのですが、2015年は約12,000円となっています。
内訳は、
- 電気代:5,599円
- ガス代:3,291円
- その他:685円
- 水道代:2,092円
です。
なお、仕事をしている世帯としていない世帯では、していない世帯の方が光熱費が高くなりますが、これは家にいる時間が長い分、電気やガスもたくさん使うということでしょうね。
一人暮らしの光熱費を節約する方法4選!
電気代を節約する方法その1:契約内容を変更する
さて、ではどうやったら節約できるかなのですが、一つには契約を変更する方法があります。
内訳をご覧頂くとわかるように、光熱費で一番かかっているのは電気代です。ですから、まずは電気代の節約を考えるわけですが、電力会社との契約形態は一つではありません。
一つには契約アンペアを変更することで、電気料金を安くすることができます。
契約アンペアというのは、同時に使うことの出来る電気製品を制限しているものです。たとえば30アンペアで契約しているとすると、同時に30アンペア以上の電気製品を稼動させると、ブレーカーが落ちて電力供給が遮断されます。
ですから、たくさんの電気製品を使う場合には大きなアンペアで契約しないといけないのですが、その分電気料金が高くなります。
月にすると何百円程度ではありますが、節約というのはこういう無駄を少しずつ減らすことを言います。
電気代を節約する方法その2:夜型契約にする
もう一つは、夜型契約にすると、昼間使う電気代が高くなる代わりに、夜に使う電気代が安くなります。
夜の方が電気を使うというタイプの方はご検討下さい。
電気代を節約する方法その3:不必要なコンセントは使わない
意外と馬鹿にならないのが待機電力です。電気代の10%は待機電力といわれています。
待機電力というのは、リモコンで電源を落とした状態のテレビとか、完全には電力供給が遮断されていない状態で使用されている電力のことです。
リモコンで消しても、またリモコンに反応してテレビがつきますよね。でも、テレビの電源ボタンを押して消してしまうと、次はリモコンではつけられません。
これは、テレビの主電源が落ちたことで電力供給が止まり、リモコンに反応するための機能も止まったからです。
ということは、外出時など主電源を落としていくことで待機電力を節約することができるわけですが、これ一つ一つは何十円というレベルです。
しかし、テレビよりも待機電力の消費がはげしいというビデオやオーディオ機器、給湯器や電子レンジなど、そういうもの全ての待機電力を節約したならば、数百円程度の節約になるはずです。
ガス代の節約法は?
ガスを一番使うのはお湯を沸かすときです。調理で使う時というのはそんなに長く火をかけるわけではないですよね。しかし、水をお湯にするには結構な時間がかかります。
とくに冬場の水が冷たい時期にお風呂を沸かすときなどは、かなりガス代がかさみます。沸かすのにも時間がかかるし、沸かしてすぐに冷められてもいやだからと、ちょっと熱めの温度設定にしたりしてしまいます。
とはいえ、お風呂に入らないという選択はしたくないでしょう。お湯を足さずにすむように、湯を張ったらすぐに入るなどして、無駄を省くのは当然として、それ以外のところで節約したいところです。
たとえばカップラーメンを食べるためにやかんをかけるとき、必要最小限の水だけを入れておくことで、早く沸騰させることができます。
キッチンで洗い物をするのに冷たい水ではつらいというときも、指が痛まない程度の温度にしておくなど、少しでもガスの使用量を減らしてみましょう。
まとめ
ストレスを溜めないためのコツは、無駄っぽいものをなくしていくことです。ガスなどはそんなこと言ったって使わないと不便だしということも多いもので、そういうものを無理に削ってしまうと長くは続けにくいと思います。
あんまり気合を入れずに、少しずつ増やしたり減らしたりするくらいがいいのではないでしょうか。まぁ、それだといつの間にか使いすぎてたなんてことにもなるんですが。
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