うな重とうな丼の違いというと、有名なのは器が違う、ところですが、本当にそれだけなんでしょうか?
色んな情報が飛び交いすぎてて、何が正しくて何が違うのか、何が正義で何が悪なのか(?)よく分からない今の世の中。
ここはやはり、うな重とうな丼の違いだけは、白黒ハッキリさせておくべきでしょう(何故ということで、無駄にスケール感出す前置きは、ここまでにして、さっそくその中身を見ていきましょう!
目次
やっぱり器がちがう
はい、見出しそのまんまですね。というか、ここは違っていてくれないと、明らかに名称詐欺です。
うな丼やうな重のお店は数ありますが、ここはどのお店も共通しているとこです。
一応、解説しますと、うな丼は「どんぶり」に入っていて、うな重は「重箱」に入っています。
ここは、かつ丼とかつ重の違いと同じですね。
器が違うことによって、
- 値段
- 食べ方
の2つに違いが出てきます。

ちなみに、ひつまぶしは器も違いますが、食べ方がうな丼とうな重とは、大きく変わってきます。
値段の違い
どんぶりに入っているうな丼と比べて、一般的には高級感がありますよね。(もちろん、店によっては高級感のあるうな丼もあります)
また、実際に器としての値段も、重箱の方が高い傾向にあります。
どんぶりは高いものでも、大体3,000円前後に対して、重箱は高いもので、5,000円を超えるものもあります。
ちなみに安いものを選ぼうとすれば、どんぶりも重箱も1,000円くらいで買えます。(ただし、重箱は安くなると、サイズが小さくなる傾向にあります)
以上の点を踏まえて、器の値段や高級感に比例しているのか、うな丼よりもうな重の方が、高い値段をつけられている場合が多いです。
食べ方の違い
どんぶりは、片手で持って食べることも出来ますが、重箱は基本、机の上に置いたまま食べます。
なので重箱の方が、必然的に食べ方も上品になります。(あくまでどんぶりと比べて)
食べやすさの点では、どんぶりに軍配が上がり、食べ方の見た目では、重箱が勝ると言えます。
お客さんに好きな食べ方をしてもらいたい、という理由で、うな丼とうな重の両方を、メニューに出しているお店もあります。
メニュー表記が違う
お店によって多少違いは出てきますが、一般的な例を挙げていきます。
うな重はメニューに、松・竹・梅(並びとしては、梅・竹・松のところも)と書かれている場合が多いです。
対してうな丼は、並・上・特上となっているところがほとんどです。
松竹梅や並・上・特上は、うなぎの量や大きさ、ご飯の量を表していることが多いです。※お店によっては質が変わるところも。
ちなみに、それぞれの量がどれくらいかというと、
普通=並=梅
大盛り=上=竹
特盛り=特上=松
となっています。
使用用途がTPOで違う
「え?両方料理だし、TPOもなにも食べるものでしょ?」
確かにそうですが、今回説明するのはそこではありません。
管理人は経理事務をやっていた経験があり、そのツテで同じ経理事務の仲間や、税務署で働いている知り合いも何人かいるのですが、うな丼よりもうな重の方が、「交際費」として計上される場合が多いです。
つまり、取引先との打ち合わせや交渉の時には、「うな重の方が注文されている」ということです。
よく考えてみれば、どんぶり片手に打ち合わせしているよりは、机の上に置いて落ち着いて食べる、うな重の方が向いているのかもしれません。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は、さらに細かいところを言えば、調理方法も、うな丼とうな重で違う場合があります。
ですが、お店によるところが多すぎたので、見出しとして取り上げることはやめました。
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