10月に入り、天気が秋晴れとなり安定してきましたが、
ついに台風26号が発生しました。
実は、10月に台風がないのはとても珍しいことで、もし2018年10月に台風が発生しなければ、1951年に観測開始以来18年ぶり4回目になるはずでした。
ちなみにほかの3回は1958年、1976年、2000年の3回となります。
さて、2018年台風26号の進路や強さはどうなるのでしょうか。
日本への直撃はあるのでしょうか。調べてみました。
目次
台風26号発生
台風第26号イートゥー発生.
今後の動向にご留意ください. pic.twitter.com/DvHyKdDpqy— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年10月21日
2018年10月21日に台風26号「イートゥー」が発生しました。
発生直前から、雲が密集して台風が発生する可能性が高いといわれていましたが、
ついに発生してしましました。
これにより、10月台風0の記録を18年ぶりに達成することができなくなりました。
この時点では大したことない台風ですが、現在の台風の強さはどうなのでしょうか。
また今後の勢力はどのように変化していくのでしょうか。
台風26号の勢力は過去最強クラス
10月23日、台風26号が猛烈な勢いで勢力を増していると気象庁は発表しました。
現在の台風の勢力と、今後の台風の勢力を数字で見ていきます。
2018年10月23日18時40分
台風の強さは、まだ「強い」ままですが、
まだ台風26号が発生して2日で中心気圧が「965hPa」あります。
発生して2日でこの強さは、あまりないです。
最大瞬間風速も55m/sと強い台風というより非常に強いといってもいいのではないでしょうか。
10月24日6時の予想
明日の6時には、台風26号の中心気圧は「950hPa」にまで下がります。
最大瞬間風速も60m/sと非常に強い台風へと発達しました。
10月24日18時の予想
10月24日の18時には、なんと「935hPa」になり、最大瞬間風速も70m/sとなる予想です。
こんなのが日本へ来たら大きな被害をもたらすことに間違いないでしょう。
10月25日15時の予想
10月25日15時には中心気圧は925hPaとなります。
最大瞬間風速に変わりありませんが、2日でかなり勢力を強めると予想されています。
台風の速さも15km/hととても遅く、これ以上に発達する可能性も考えられます。
10月26日15時の予想
10月26日には中心気圧が915hPaとなります。
最大瞬間風速も75m/sとなり、猛烈な強さをほこる台風へと発達するとされています。
しかし、この時点での速さも15km/hと非常に遅い台風で、26日以降も勢力を強め日本へ向かってくると予想されます。
台風26号の進路予想(日本)
【台風26号情報】
23日(火)15時現在、トラック諸島の近海を西に時速20kmで進んでいます。中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/sで強い勢力です。今後の進路は、太平洋高気圧とジェット気流が鍵となります。https://t.co/QbkP9xHrFX pic.twitter.com/eVgcQubl40— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年10月23日
気象庁が発表した進路予想では、台風26号は日本へ直撃しないとしています。
その理由として、日本の太平洋側に吹く偏西風による影響があるからです。
偏西風は西から東に吹く風で、台風26号もこの風に流されて日本へは上陸しないとしています。
しかし、沖縄はこの偏西風の外側に位置しているため、
台風26号進路次第では、猛烈な強さをほこったまま直撃する可能性もあります。
ヨーロッパの台風26号の進路予想
引用元:European Centre for Medium-Range Weather Forecasts
こちらはヨーロッパ中期予想センターによる台風26号の様子です。
この図は2018年10月28日21時の台風の位置を示しています。
青黒い色をしたのが台風26号です。
ヨーロッパ中期予想センターも日本と同じ見解を示しており、
日本へは直撃しないという見解を示しています。
この図の通り、10月28日21時では、日本へ直撃する前に東に進路を変更しています。
こうみると、偏西風に流されているのがわかります。
まとめ
台風26号は、猛烈に強い台風へと発達しながら日本へ進んできますが、
日本へ直撃する可能性は低そうです。
しかし、偏西風が弱まる場合もあることから、一概に「日本へは来ない」
ということはできません。
台風26号は、今年の台風の中で1番勢力が強い台風といっても過言ではありません。
こんな台風が日本へ来たら甚大な被害をもたらすでしょう。
まして東京に直撃したら、それこそ首都機能は停止します。
(それでも社畜は出勤するんでしょうが)
台風の予想は、1日経つと大幅にかわることがあります。
もし、予想変更があった場合は随時更新していきます。
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