北海道は地震が多い??今回の地震は必然的?

 

本日午前3時08分頃、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震がありました。

地震の正式名称は「平成30年北海道胆振東部地震」といいます。

厚真町で震度7を記録しました。

北海道で震度7を記録したのは、史上初であり、他の町での震度6、5程度の震度が

あったそうです。

北海道では地震は少ない印象でしたが、実は地震は多いということをご存知でしょうか。

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目次

過去の起こった地震

 

北海道の地震の特徴は、内陸部で起こるのではなく、沖合で起こることです。

北海道の地震の多くは、沖合で起きています。

 

北海道の地震の記録は1611年慶長3年の地震から始まります。

 

江戸時代

 

1611年慶長三年地震

最大震度5、M8.1程度だと記録があります。

津波は高さ20mまであがり、津波の被害が甚大でした。

 

・1843年天保十勝沖地震

マグニチュードは7.5~8を記録しました。

現在の厚岸町に津波が到達しました。

 

1856年安政八戸沖地震

マグニチュードは7.5~8を記録。

これにより、駒ケ岳が噴火しました。

今回はマグニチュード8付近の地震を紹介しましたが、

1611年からの観測で、江戸時代だけでも6.7回の地震が起きています。

約200年の間に6.7回の地震はとても多いですね。

 

明治時代

 

1893年色丹島沖地震

マグニチュード7.9を記録

北海道のみならず、東北にも津波の影響が及びました。

 

1896年明治三陸沖地震

こちらは、北海道ではないのですが、北海道で多くの犠牲者をだしました。

マグニチュードは8.2~8.5を記録

行方不明者は2万人を超えました。

明治期約100年間の間に、とても大きな地震が4回も起きています。

100年で4回です!とても多いと思いませんか?

 

大正時代

 

択捉島沖地震

マグニチュード8.0を記録

大正期でマグニチュード8.0を記録したのは上記の1つですが

マグニチュード5以上の地震は、なんと4回も・・・

大正時代はとても短いはずなのにこんなにも多くの地震が起きていました。

 

昭和時代

 

1933年昭和三陸地震

こちらも明治期に起きた、明治三陸沖と同じです。

マグニチュードは8.1で最大震度は5を記録しました。

また1935年にも三陸沖地震が起きています。

 

1952年十勝沖地震

最大震度は5でマグニチュードは8.2を記録しました。

津波による犠牲者が多くでました。

また、1968年にも十勝沖地震が起きました。

マグニチュードは、7.9、最大深度も5を記録しました。

 

1969年色丹島沖地震

最大震度は4、マグニチュードは7.8を記録しました。

 

63年の昭和ですが、なんと北海道では、13回もマグニチュード7以上の

地震が起きています!

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平成時代

 

2003年十勝沖地震

最大深度は5強、マグニチュードは7.1を記録しました。

この地震はまだ皆さんの記憶にあるのではないでしょうか。

そして今回の

2018年平成30年北海道胆振東部地震

マグニチュードは6.7と大きくないですが(大きいです)

最大震度は7を記録しました。

平成では20年足らずで8回もの大きな地震が起きています。

 

北海道は同じ場所でパワーの強い地震を繰り返していることがわかります。

 

平成30年北海道胆振東部地震

 

さて、今回の地震は、沖ではなく、内陸部で起きました。

 

上記でお伝えしたように、北海道の地震の多くは、沖合で起きています。

平成30年北海道胆振東部地震のように内陸で起きる地震は多くはありません。

 

北海道で過去に起こった地震としてはとても珍しいタイプの地震です。

今までの傾向を考えると本日の地震の予測は難しかったことでしょう。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

北海道は地震が多い地域です。

今回の地震で被害に合われた方のご無事をお祈りいたします。

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23歳新卒で出版社で働いておりましたが、1年弱で会社を辞め今はブログ一本で生活しています。 最新のニュースをこのブログでは書いて行きますので、よろしくお願いいたします。