
リゾート地として、多くの観光客が訪れるセブ島。
親日家としても有名で、毎年多くの日本人が訪れている場所です。
物価も1ペソ約2円と計算が簡単で、すべてにおいて、日本より安い国です。
そんなフィリピンのセブ島も日本と同じように台風が来ます。
せっかくビーチへ来たのに、大雨、台風だったら、ショックですよね。
そこで、今回は、セブ島へ行くベストな時期を紹介したいと思います。
目次
フィリピンセブの年間気温は?
(参照:セブポット)
上記は、東京と、セブ島の月別平均最高気温を比較したグラフです。
1年を通して、気温は31度~32度と、南国の気温そのものと言えます。
ちなみに最低気温も、日本のように月ごとに変化があるわけではなく、
25度を維持しています。
気温面に関しては、どの時期に行っても同じなので、気にしなくて大丈夫です。
ただ、室内は冷房ガンガンに効いているので、上着は持って行ったほうがいいと思います。
フィリピン・セブの雨季はいつ?
セブの雨季は、基本的に6月~11月と言われています。
緑の棒線グラフが、セブ島の月別降水量を表しています。

こちらは、東京の月別降水量を表したものです。
実際東京とセブの降水量は変わらないです。
数値で見ても、6月~11月まで月、140mmの雨が降ることがわかります。
しかし、雨季といっても日本よりもジメジメしていません。
気温も今年で言えば、東京のほうが暑く感じます。
しかし、日差しが、日本よりも強いので、注意が必要です。
スコールに注意
フィリピンは、雨期にスコールというものがよく起こります。
激しい天候変化(豪雨や落雷)を伴う急激な風速の増加現象です。
短期間のうちに、継続的に風速が増加し、激しい突風が生じる恐れがあります。
熱帯特有のにわか雨を伴った疾風。
このうち、セブ島で起きるのは、豪雨です。
日本でいる夕立と似ています。

こちらは、僕が今年の8月に撮った写真です。
一見快晴に見えますが、奥にスコールを引き起こす雲があることがわかります。
実際、この後、大雨が降りました。

こちらが、マクタン(セブ島がある場所)の一週間の天気予報となります。
雨季なので、1週間ずっと雨予報です。
しかし、フィリピンでは天気予報を信用してはいけません。
この雨の確率は、スコールが原因となっています。
スコールは、毎日起こるわけではありません。
実際、「雨」となっていますが、「曇り」と考えたほうがいいでしょう。
ただ、折り畳み傘は必須です。
セブ島の台風のピークはいつ?
フィリピンに台風が多く来る時期は、9月~11月と言われており、
年間、20個ほどの台風が直撃します。
特に被害が大きいのは、マニラ、ルソン島と言われています。
セブ島はというと
ほとんど台風の影響を受けません。
セブ島は、赤道に近いため、台風が発達する前に、通り過ぎてしまうのです。
そのため、台風が来ても、強い風を感じる程度で終わってしまいます。
しかし、上記でも述べたように、
9月~11月は、セブ島でもスコールが起きやすい季節となります。
スコールでは、台風のように大災害を引き起こすことは少ないですが、
雷は常になっており、雨も、日本の大雨警報が出るほどの強さです。
セブ島へ行くベストシーズンはいつ?
結論としてセブ島へ行くベストシーズンは2月、3月、4月です。
フィリピンの乾季は、3月~5月と言われていますが、
5月にはいると、雨が降る日が多くなってきます。
この3か月の中では、3月がベストだと僕は考えます。
理由として以下の通り
・5月:雨が多くなってくる
・6月~7月:雨季に突入。年間で、最も多く雨が降る
・8月:降水量は少なくなるが、スコールが起きる。気温も湿度も高く、ムシムシする
・9月~11月:台風が接近する+スコール
・12月~1月:気温が少し下がり、涼しいくらいになる。曇りの日が多い。
・2月:降水量も減り、晴れの日が多くなる
・3月:乾季、観光客は増えるが、1年で一番天気が安定している

こちらは、3月にセブ島へ行った時の写真です。
空が澄み渡っており、雨が降る気配は一切ありませんでした。
※3月は、セブ島へ旅行に行く方が多いので、チケットの値段は通常の1.5倍~2倍ほどになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
セブ島で気を付けなければならないことは、台風ではなく、スコールです。
スコールは、台風のような雨をもたらします。
セブ島で大雨が降ったら、傘はなんの役にも立たなくなるので、
速やかに建物へ避難してください。
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