三国志の史跡をめぐる中国の旅~武漢編~

三国志好きなら「武漢」という地名は1度聞いたことがあるのではないでしょうか。

現在の武漢は三国時代の「夏口」と呼ばれていた場所です。

夏口を治めていたのは荊州牧の劉表の家臣黄祖です。
※黄祖とは孫権の父である孫堅を迎撃し、死に追いやった人物です。

ですが武漢って何があるかわからないですよね。

城址、古戦場、博物館、史跡・・・

日本で歴史めぐりの旅行へ行くとだいたい上記の場所に行くのではないでしょうか。

中国も同じです。

今回は武漢にあるおすすめ観光スポットを紹介していきたいと思います。

 

黄鶴楼

 

黄鶴楼と聞くと漢文のイメージが強いですよね。

李白の「黄鶴楼送孟浩然之広陵」

この一文はとても有名ですね。

この黄鶴楼実は三国志ととても深いかかわりをしていたのです。

呉の孫権が建設した?

223年呉の孫権は魏の曹操との戦に備え武昌の蛇山という場所

に夏口城を建てました。

その夏口城内にあった物見櫓が現在の黄鶴楼として

受け継がれている。と言われています。

黄鶴楼公園園内

黄鶴楼は街中にただぽつんと建っているわけではなく、

「黄鶴楼公園」

という公園の中にあります。

こちらの建物が私たちを出迎えてくれます。

御親切に「黄鶴楼公園」と書いてくれてますね。

こちらが公園の入り口となります。

綺麗に整備されています。

こちらは崔 顥(さいこう)が読んだ詩です。

昔人已乗黄鶴去、此地空余黄鶴楼。

黄鶴一去不復返、白雲千載空悠悠。

晴川歴歴漢陽樹、芳草萋萋鸚鵡洲。

日暮郷関何処是、煙波江上使人愁。

【現代語訳】

伝説にある仙人はすでに黄色い鶴に乗って飛び去ってしまった。

この地にはただ黄鶴楼だけが空しく残っている。

あの黄色い鶴は飛び去ったきり、二度と戻ってはこない。

ただ白い雲が、千年を隔てた今もどこまでも遠く漂っている。

晴れ渡った長江の向こうには、漢陽の木々がハッキリと見える。

中州の鸚鵡洲にはかぐわしい春の草が生い茂っている。

日が暮れてきた。故郷はどっちの方向だろう。

川面を覆う靄が旅人の憂いをかきたてる。

 

黄鶴楼の中へ

黄鶴楼の高さは51.4mあり、晴れていれば武漢一帯を

見渡すことができます。

武漢はPM2.5や黄砂の影響は北の地域(北京や西安)と比べてあまりなく、

遠くまで景色を楽しめます。

写真を撮った日は曇りでしたので、すこし霞んでますが・・・

また、黄鶴楼からは「武漢長江大橋」と呼ばれる橋をみることが可能です。

武漢長江大橋とは、武漢市漢陽区と武昌区を結んでおり、

長江に架かっている橋です。

二段構造になており、下には電車が走り、上は車が走るといった仕様に

なっています。

また、歩道もあるため、もちろん歩くことも可能です。

武漢長江大橋もおすすめのひとつです。

展示物

 

黄鶴楼の中には上記のような絵画や展示品が多数あります。

岳飛、陸遊、成大といった「黄鶴楼」をテーマとし、詩を世に残した

詩人に関連したものがメインに展示されています。

西大門。こちらを抜けると出口となります。

黄鶴楼公園は毎日8時から18時(冬季は17時)まで開いています。
入場料は大人80元(日本円=約1280円)子供及び学生は40元(日本円=約640円)

湖北省博物館

 

湖北省博物館とは

1953年に建てられた湖北省で唯一の省クラスの博物館で、中国全土で中央と当地政府

が共同で建てた8つある博物館のうちの1つです。

古代~近代に関する出土品が約20万点収蔵されています。

展示品の種類も様々で、陶器、磁器、青銅器、古代文字資料の竹簡、兵器、古楽器等

が展示されています。

※入場する前にボディチェックをされるので変な物は持ち込まないようにしてくださ

い!

古代の歴史

1987年に発見され、当時の状態を一部、そのまま展示しています。

古代人の骨。本物かどうかは不明です。

古代の青銅製の楽器です。

 

三国志時代の出土品

トラの形をした容器(220~280年代)

今でいうレンジのようなもの。お皿が乗っている前方の方で

スチーム(蒸す)をする役割をし、後ろはお釜を蒸すためのものだそうです。(220~280年代)

今でいう番犬を表したものです(220~280年代)

青銅器のろうそく台(220~280年代)

 

湖北省博物館はこのほかにも多くの展示品が展示されています。

幅広い年代の展示品があるので、飽きずに全て周ることができると思います。

 

閉業時間:9:00~17:00
入場料:無料
手荷物検査有

おまけ

 

武漢市内は富裕層と貧困層が入り混じった不思議な街です。
(武漢に限ったことではありませんが)

大通りはお店や露店、人通りが多くにぎわって見えますが

1本道大通りから外れると人通りは無くなり、治安がいいとは

言えない場所もあります。

ですが、大通りは安くておいしいご飯を食べるところがたくさん

ありますし、とても楽しいところです。

中国=危ないところという日本人の認識は全く当てはまらないでしょう。

おわりに

 

写真で伝える中国の観光スポットはいかがでしたでしょうか。

黄鶴楼、湖北省博物館は武漢に訪れた時には必ず行ってほしい場所です。

湖北省博物館には日本語の案内板はありませんが、英語を少し読めるか、

または中国の王朝を言えるくらいの力があれば問題なく楽しむことが

できます。

是非皆さん訪れてみてください!

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ABOUTこの記事をかいた人

23歳新卒で出版社で働いておりましたが、1年弱で会社を辞め今はブログ一本で生活しています。 最新のニュースをこのブログでは書いて行きますので、よろしくお願いいたします。